自転車向け保険加入の義務化
2017.03.24 Friday|まもるインフォ
2月市会において市長に直接質疑する「市長総括質疑」に登壇しました。
私からは「自転車向け保険加入の義務化」について質疑を行いました。
子どもから高齢者まで気軽に利用できる一方で軽車両である認識が低く、事故を起こした際には莫大な損害賠償を請求されるケースも出ており、自転車向け保険加入の義務化が必要であることは多くの方が認めるところです。
問題は、京都市が義務化する方針を固めた後に、京都府も努力義務から義務化へ舵を切ったことにより、京都府と京都市がほぼ同じ内容の条例をそれぞれが持つことになることです。
京都市民は同時に京都府民であるため、京都府が義務化をするのであれば、京都市が義務化する必要はないのではないか、まさに二重行政の弊害、府市不協調の象徴ではないかと質疑を行いました。
京都府の条例においては京都市内のみを除外する規定を設けるなどの措置が行われることも考えられますが、今後も進捗状況を注視するとともに、市長が公約にも掲げる二重行政の打破、府市協調に向けて私も取り組んでまいります。