昨日、5月市会本会議において自民党京都市会議員団を代表し質問に立ちました。子ども医療費の拡充については、今朝の京都新聞でも取り上げられました。

質問要旨および答弁は以下のとおりです。

 

府市協調による子ども医療費の拡充について

森田守：

京都市の出生率は、全国平均「1.44」に及ばず、京都府全体の出生率も東京都、北海道に次いで低くなっています。私自身も、中学2年生から0歳児までの5人の子育てをしている者として、思い切った施策が求められているのではないかと思います。門川市長は、3期目の任期中での子ども医療の制度拡充を約束されており、その実現のために、門川市長と西脇知事の強力なリーダーシップのもと拡充に向けて進めていただきたいと考えますがいかがですか。

門川市長：

今後、京都府での検討会をはじめ、現場レベルでしっかりと調整・協議を進めるとともに、私自身も先頭に立って、西脇知事と綿密に協議を行い、市民の皆様にお約束した平成31年度中の更なる拡充を目指してまいります。

 

今後の京都市の林業振興について

森田守：

近年の林業情勢は、非常に厳しい状況となっており、右京区においても同様の状況にある中、大きな課題となってくるのが森林境界の明確化です。国においては、空中写真等を活用した新手法を積極的に導入することを促進しており、大規模集約型林業の取組を進める中で、是非ともこのような手法も検討されていくべきであると考えています。そこで改めて、どのように京都市として林業振興を図り、体制強化されていかれるのか伺います。

門川市長：

昨年度、モデル地区として、久多地域と京北山国地域を選定し、今年度は森林組合等とともに協議会を立ち上げます。所有者不明森林への対応については、今般の森林経営管理法案に市町村による管理が盛り込まれており、その枠組みも活用してまいります。更に、航空レーザなど最先端の機器を用いた境界の明確化の手法についても研究してまいります。

 

自衛官募集事務について

森田守：

自衛隊地方協力本部では、自衛官募集に際し、ダイレクトメール送付を行っており、その際には住民基本台帳からの情報を基にしていますが、京都市においては、住民基本台帳の閲覧のみが許可されているため、適齢者情報を何時間もかけて書写しなければなりません。しかしながら、紙媒体で住民基本台帳の写しを、自衛隊地方協力本部に提出されている市町村もある。今後、自衛隊との連携をさらに強化していくにあたり、住民基本台帳からの適齢者情報の抽出を含め、自衛官募集事務について、どのような姿勢で取り組んでいかれるのか。

 

村上副市長：

自衛官募集事務につきましては、今後とも、自衛隊法に基づく本市の事務として、適齢者情報の提供方法の改善など、自衛隊京都地方協力本部長の要請も踏まえ、しっかりと取り組んでまいります。

 

西院小学校の再整備について

森田守：

西院小学校の児童増加に伴う再整備事業に関連して要望させていただきます。今回の再整備で撤去せざるを得ない西院第一学区自治会館、消防団器具庫については、耐震改修が必要とされているところであり、改築や合築などの工夫をするとともに、現在西院小学校南校舎4階にある避難所備蓄倉庫についても、緊急時にスムーズな対応ができる場所へ移設するよう要望します。

 

その他の質問項目

○再生可能エネルギーの使用拡大について

○紙ごみの削減について